昨日に続き、感極まると涙が出る長女の、初めてうれし泣きをした時のエピソードです。3か月くらい前(3歳3か月ごろ)のお話。
ジュース屋さんになりたいという長女が見つけた、メルちゃんのミキサーのおもちゃ。メルちゃんもポポちゃんも持っていないし興味もなくて、ただただ、ミキサーに目を輝かせていました。
そんなに高いものではなかったけど(確か2300円くらいでした。今アマゾンで見ると、販売終了で、在庫が高くなっていて驚いた)誕生日でも何でもないし、またね、と言いました。3歳になって、聞き分けもかなりよく、いつもならそこであっさり引き下がるのですが、よほど欲しかったようで、「自分のお財布で買う」と言いました。
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財布に入っているのは、いつかばーばが入れてくれた300円。とてもじゃないけど買えません。「足りないよ。」というと、しょぼーんとしていました。
あんまり物をねだらないし、長女は年末生まれでクリスマスも誕生日もお年玉も、おもちゃをもらう機会が年に一度しかないし、買ってやりたいなあ~と思っていたところ、母からタイミングよく、「今度行くとき、お土産何かリクエストない?」のLINE。言葉に甘えてお願いすることにしました。
そしたらむちゃくちゃ喜んでいました。はしゃいで、立ち止まったかと思うと、ぶるぶるっと震えて目頭をおさえていました。
「お金がないけん、買えんかった」って、面白いし、ちょっと申し訳ない。お金がないと何も買えないって知るのはすごく大事なことだけど、まだ3歳なのに。わがままを言わなかったから、あっさり諦めたんだと思っていたけど、結構我慢したんだな。おりこうでした。
先日、かりそめ天国の録画を見ていると、「嬉し泣きをしたことがあるかどうか」のトークが始まったので、長女に、「長女は嬉しいと泣いちゃうよね。」というと、「しょうなんよー。次大きいばーばに会えたら、また、嬉しくて泣いちゃうかも。」と言っていました。いちいち可愛い言い方するなあ。
次に母がくる時、長女がずっと欲しがっていたミッキーのお風呂の椅子を持ってきてくれる約束をしています。「ばーばがねえ、ミッキーのおふろの椅子持ってきてくれるんやって。いまはねえ、せんめんきに座ってるからねえ(ごめん)、楽しみやねえ。特別なプレゼントになるねえ。」と楽しみで仕方がない様子。
会えて泣いて、ミッキーの椅子でも泣くかなあ。
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涙腺が、喜びとつながっている長女です。