招待状
おおきいばーばへ
(誕生日)ちょうじょのいえ
きてください
誕生日パーティーに大きいばーばを呼びたいと言い出し、招待状を送りました。
招待状を描く約束をしていた日、スーパーでクリスマスケーキカタログ(ヤマザキなどの)を見つけました。長女の食いつきと言ったら…。
スーパーからの帰り道、車内でずっとカタログを見つめています。そして信号で止まるたび、「お母さん…ちょっと見てこれ…ぷりきゅあのケーキやで…」とか、「これみて…葉っぱ乗ってる…」とか、「ちょっとお母さんこれチョコやん、チョコにもサンタ乗ってるやん…どうしよ…(何が?)」とか、無限に話しかけられました。
家に帰って招待状を書いているとと、「ばーばにもケーキ見せてあげたい…長女がんばるわ…」と宣言し、カタログのケーキを模写しはじめました。めちゃくちゃ厳密に。細部まで。
「もう十分だよやめよう」といっても、「でもこっちのケーキまだ描けてないし」といい、「じゃあこれが最後ね」と約束したのに、「やっぱりこのケーキも見せてあげたいお母さん描いて…長女色塗ってあげるけん」といい、かれこれ1時間机に向かいました。すごい集中力。
そしていよいよ「全部見せたい」とごねだしたので、「じゃあカタログごと送ったら?」というと、ハッとしたように、「そうしよう…」と言っていました。
ばーばんちの近くのスーパーにも、同じようなカタログあるとは思うけど…。
カタログの添付された招待状は無事にばーばの元へ届き、長女の誕生日を祝うためだけに、仕事の繁忙期にも関わらず、1泊2日で我が家にかけつけてくれることになりました。
良かった良かった…。
(呼ばれないじーじ)
長女が幼稚園で描いた絵。
どんぐりがひゅーって落ちてくるところを見たのかなあ。
可愛い。