「えらびとり」が終わって、「ブラシだったねえ」と大人たちが盛り上がっていると、長女がなにやら忙しそうに走り回っています。
「何してるん?」と聞くと、
「さっきお母さんがやってたやつ!長女もやるんよ!」とのこと。
私の真似しながら、「あっこれも置かなあかんわ。」「次女ちゃんはどれ選ぶかね~」と鼻歌交じりにぬいぐるみなどを並べていました。
その姿が、「次女を育てる側」の口調そのもので、笑えました。
「じじょちゃん!!ほら!!早く!!おいで!!どれか選んで!!」と大騒ぎ。
並べたものは、
ミニカー ブラシ 電卓 ボール プーさん 風船 アンパンマン。
瞬殺でアンパンマンでした。ブラシと比べ物にならないくらい、一直線。
たった今、それしか見えてないように向かったブラシが、目に入っていない。アンパンマンしか見えていない。
「わ~!!アンパンマンでした~!!!」と盛大な拍手を贈っていました。
次女、君は、えらびとり、2回したよ。
1歳の君がえらんだものは、ブラシとアンパンマン。
どうか、心の中に自然とある「好きなもの」を大事に生きてね。
妹の1歳を、心の底からお祝いするお姉ちゃんが準備した、可愛いえらびとりでした。