夫育休物語、最終回です。
夫の育休期間の1か月、改めて、貴重な時間だったなあ、と思います。
欧米の、毎年1か月を超えるバカンスなんて、日本から見ると、宇宙の話に感じていたけれど、夫の育休を経て、ワークライフバランスや、そのための休暇の必要性(出産育児に関係なく)をつくづく感じました(夫が1か月家にいる、となると、「夫の世話が増えるくらいなら、会社に行っててほしい」という人も大勢いるだろうけど…。)
夫は育休を経て、何を思ったんだろう。
過去のことはキレイさっぱり忘れていくタイプなので、あの穏やかな時間のことも、すぐに忘れちゃうんだろうか。気持ちを言葉にしないから、本当のところは分からないけれど、私と同じ、「いい時間だったな。育休をとって良かったな。」と感じてくれてるといいなあ。
それから、まだ3歳になっていなかった小さな長女。「泣き叫ぶ赤ちゃん」と「お母さんがお母さんを休むこと」に寛容でいてくれて、どうもありがとう。
こればっかりは、だれがどうしたからではない、その生まれ持った性格に、何度も救われました。見習いたいくらいに、突如現れた妹に寛容でした。小さな君を、心から尊敬しました。ありがとう。
最後にどうでもいい余談ですが、
育休中の夫、食欲が、ぶっこわれていました。
めっっっっっちゃ食べてた。毎食1.5合。お菓子もアイスも、ブラックホール。
ダイソン。ブラックホールを持つダイソン。
それを見て、「ああ、育児中に食べることが一番の(なんなら唯一の)楽しみになって太ってしまうことは、女性に限ったことではないんだな。」と思いました。
それくらい、まごうことなき育児主夫でした。
計8回、読んでくださった方、どうもありがとうございました。
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