長女の七五三の記念写真も兼ねてはいたのですが、あくまでメインは次女。
のはずが。
撮影中ずっと泣いていた次女。泣き止んだ瞬間にほんの数枚撮っただけで、どれがいいか、選ぶこともできないほどでした。「実物はもっと可愛いから!!」と言いたくなる仕上がり。
かたや、着物に加えて、予定になかったドレスを着て、何ポーズも、最高の笑顔ばっかりの長女。
ドレスにうっとり。
ティアラにうっとり。
薄くさした頬紅と口紅にうっっっっっとり…。
魔法のステッキを持ってうっっっっっっっとり…。
ノーリノリのノーリノリ。
こういうのが好きなんだなあ…と初めて知りました。
違う、違うのよ…。今日のメインは君じゃないのよ…。
と泣きたくなる取れ高の差でした。
長女と次女はただでさえ、日常の写真量に差があるから、せめて、写真館くらい、ちゃんとかわいいのを撮って残しておこうと思ったのに…。
長女の初節句は、もちろん全部長女の写真なわけで…
次女一人の写真は、それに比べて半分にも満たない…。
撮影後、次女の泣きっぷりにへとへとになりながら帰り支度をしていると、1歳の子がお母さんと二人で来て、ぐずる隙を与えまいとかなりスピーディーに撮影を始めました。
それを見て、なるほど…。と思った私。
次女の1歳の誕生日は、夫と長女を留守番させて、私も次女と二人で来よう。
姉妹の写真や家族写真はまたの機会にして、1歳の誕生日くらい、次女だけの写真をたくさん撮ろう。
心に決めました。
でも絶対言われる。
「なんでお姉ちゃんの写真ばっかりなん。私の写真少ない。」
絶対言われる…。