小夏すいか日記

3歳0歳の姉妹の育児記録

そっと運ぶ

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赤ちゃんをケーキに例えることが適切かどうか、不快に思われる方がいたら申し訳ないのですが、新生児の長女を抱っこして階段を降りたときの気持ちは、ホールのケーキを運ぶ時の緊張感に似ていました。もちろんケーキの何万倍も、何億倍も、比べられないほど、責任が重いのだけど。

新生児の頼りなさ、ほわほわさ、すごくかわいいけれど、すごく怖い。心もとない。

 

抱っこに慣れるのに時間がかかって、周りの子育て経験者の抱っこの安定具合を、すごいなあと思ってみていました。私が抱っこしたら泣くなあ、抱かれ心地が悪いのかなあ、と何度も思って、「新生児 抱き方」で検索したっけ。1か月検診で助産師さんに相談もしたなあ。「恐る恐る」が伝わって、泣いていたんだろうなあ。

 

抱っこ紐に慣れるのにも時間がかかりました。

装着にもたついて、2か月にも満たない長女が、後ろに大きくのけぞって首がガクン!となった時、恐ろしくて、こんなことすらまともにできない自分が情けなくて、涙がでました。あんなに首が急にガクンとなって、大丈夫だろうか、落としかけたんじゃないか、もし落ちてたら…。産後のホルモンに、睡眠不足や疲れの蓄積も相まって、今思えば全く大したことのない「ガクン」で、糸が切れたように一人でオンオンと泣きました。

あの時の気持ちを思い出すと、やっぱり涙がにじむのは、産後5カ月のホルモンのせいなのか、それとも悲しい事故のニュースが続いているからなのか。

 

今は、5カ月の次女を抱っこしながら、長女には手すりを持たせて、3人で階段を上り下りする日々です(階段のある家)。長女の退院の日に比べたら、あの時すごいと思っていた人たち程度には安定した抱っこだろうけど、狭い階段に3人、やっぱり怖いと思う日もあります。

 

ケーキの何億倍も大切なものを、そっと運んできたんだよ。

大事に大事に育ててるんだよ。

抱っこして、手を繋いで歩いて、口酸っぱく足元にいるよう言い聞かせて、いっぱいお散歩に連れて行って。

親も、保育士も、はかない子供を、大事に大事に育ててるのに。

園は悪くないのに、どう考えたって被害者側なのに、ひどい記者会見。悲しいのと、記者の質問への怒りとで、見てられなくてテレビを消しました。胸が痛いです。

 

今朝、

「無事に帰ってくるんだよ。」

と、長女といってきますのギューをしながら、事故にあった子たちに思いを馳せずにはいられませんでした。

 

「どうか無事で。」

それだけの願いなのに。

 

最近すごく悲しいです。